白物家電の売れ行きが好調だ。日本電機工業会(JEMA)が24日発表した2017年の国内出荷額は前年比2.0%増の2兆3479億円で、1997年以来の高水準となった。共働き世帯の増加や健康・美容志向の広がりで、大容量の冷蔵庫や髪を傷めにくいドライヤーなど高機能で値段が高めな家電の需要が伸びた。特定の家電を得意とする新興メーカーの台頭も市場を活性化している。
17年の出荷額は3年ぶりのプラスだった16年から2年連続で増加した。消費増税前の駆け込み需要などで販売台数が膨らんだ20年ほど前の水準だ。全体の6割超を占めるルームエアコン、冷蔵庫、洗濯機の主要3品目で上昇基調が続いた。
背景にあるのは消費者の好みの変化だ。省エネばかりでなく、共働きの増加で家事の時間を節約できる家電に人気が集まる。週末に食材をまとめ買いしたり、まとめ洗いしたりできる大容量の冷蔵庫や洗濯機が売れ筋だ。
ビックカメラ有楽町店(東京・千代田)では、冷蔵庫売り場の半分を容量550リットル以上の大型が占める。販売単価は上がるが、ビックカメラの宮嶋宏幸社長は「いいものは高額でも買う動きが出ている」と指摘する。
ヒューマンキッズサイエンス「ロボット教室」
17年の出荷額は3年ぶりのプラスだった16年から2年連続で増加した。消費増税前の駆け込み需要などで販売台数が膨らんだ20年ほど前の水準だ。全体の6割超を占めるルームエアコン、冷蔵庫、洗濯機の主要3品目で上昇基調が続いた。
背景にあるのは消費者の好みの変化だ。省エネばかりでなく、共働きの増加で家事の時間を節約できる家電に人気が集まる。週末に食材をまとめ買いしたり、まとめ洗いしたりできる大容量の冷蔵庫や洗濯機が売れ筋だ。
ビックカメラ有楽町店(東京・千代田)では、冷蔵庫売り場の半分を容量550リットル以上の大型が占める。販売単価は上がるが、ビックカメラの宮嶋宏幸社長は「いいものは高額でも買う動きが出ている」と指摘する。

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